麻酔の種類は?
インプラントによる治療を受ける際に、インプラントの形状や素材などが気になると思いますが、本来、インプラントは歯が抜けた箇所に、人工歯根を埋め込む手術を行いますので、手術中の痛みを軽減するために、麻酔を用いることになります。
インプラントの材料や手術にかかるインプラントの中には、麻酔代も含まれています。
麻酔の種類には、伝達麻酔と浸潤麻酔と呼ばれる2種類の方法があります。
伝達麻酔を用いる場合は、4~5時間程度、浸潤麻酔を用いる場合は、2~3時間程度作用するものとみられています。
インプラントの手術の時間がどれぐらい要するのか、患者の体質や口腔内の環境などにより、適すると思われる麻酔が選択されています。
麻酔の必要性について
インプラントで、麻酔を行う必要性について、考えてみましょう。
外科手術を受ける際に、必ず麻酔薬を使用してから手術をしないと、患者には精神的にも肉体的にも負担が重くなります。
麻酔薬を適度に使用することにより、手術中の痛みを軽減することが可能になります。
これまで虫歯治療や親知らずの治療で、歯を抜く治療を受けた方なら、ご理解いただけることと思いますが、歯を抜く前に麻酔をしていても、しばらく時間がたったあとに、しびれたり、痛みをともなうことがあります。
インプラント手術において、その患者に適合されると思われる麻酔薬を適度に使うことで、痛みを和らげ、快適に過ごせるようになります。